2010年10月30日土曜日

雲三題

 今日は台風14号のために散歩は休み。朝から次第に雨脚が強まっている。大小の下の始末だけを済ませて早々に帰宅。多少時間ができたので、撮り貯めた写真の中からアップする画像を選択してこれを書いている。
 台風の影響だろうけれども、昨日の夕焼けがすごかった。それで雲三題。


 これは10月11日朝の八ヶ岳方向の雲。朝焼けに映える八ヶ岳が美しくてつい一枚。これからのシーズン、八ヶ岳だけではないけれども、山々が鮮明に見ることのできる機会がどんどん少なくなっていく。


 これは10月16日朝の浅間。寒冷前線が降りてきて、11月中旬並みの気温に下がる前日の雲。


 そしてこれが昨日夕の雲。台風の接近の影響で、真っ赤に燃えるようなすごい夕焼けを撮ることができた。
 寒くなると片肺切除のせいか、胸部に強い圧迫感を感じることがある。術後二度目の冬だが、通常の"独身"生活で越す冬はこれがはじめてで、少々不安がある。とはいえ、昨冬の足が地に着かず夢心地で彷徨っているような感覚でないのには、安心もする。足裏先の痺れは持続している。
 散歩仲間のバイキングの写真を一枚。




2010年9月21日火曜日

9/20今日の散歩

 今日月曜日はジージーは休日。散歩は長めコース。このあたり特有の「田切地形」を利用した網の目のような灌漑用水のひとつに沿って歩く。

典型的な田切地形。2010/7/19夕方撮影
  帰宅してから顔ゾリ。
顔を剃られて気分を害したViking
今日の浅間。




2010年9月13日月曜日

ブログ、始めました

 昨年5月に扁平上皮がん(IIIA期)との診断、6月左肺全摘手術、8月から抗がん剤治療というプロセスを経て、11月にはほぼ治療を終えて退院。肺切除の際の気管支の切断部あたりの痛みや違和感、唾を飲み込んでもむせて咳き込むくるしさ等々や抗がん剤治療の後遺症もあったのだろうが、退院当初は生活意欲がわかず、夢うつつのなかをただふわふわ生きているというような状態だった。このころはつれあいに支えられているくせに、文句を言ったりわめいたりと、大変だっただろうと思う。
 最もつらかったのは、足先の痺れが回復せず(これは現在も変わらずだが)立ち上がって歩くことも苦痛だったことだ。体力をつけなければと考えるのだが、食欲もわかず散歩をする気にもなれずに、時間だけが経過していた。他人に厳しく自分に甘いという性癖がこの状態に拍車をかけていた。
 ひとつの転機は、これまでほとんど疎遠に暮らしてきた身内のひとりの世話で、3月ころから(だったと思う)漢方薬の処方を受け、毎日煎じて飲む生活がはじまったことだった。抗がん剤治療でダメージを受けた免疫力の回復のための処方だという。これが効いたのかどうか、自力で状態を改善しようという意欲が湧いてきた、ような気がする。
 もうひとつの転機は、そうこうしているうちに、散歩相手に犬を飼ってみようかと考えたことだった。いろいろあったけれども、やってきたのが8月に満1才を迎える雄のスタンダードプードル犬、Viking(バイキング)だった。
 独り身である私にとってこの大型犬とのアパート生活は、生活改善を否応なく強いられるものだった。朝晩の散歩と下の世話、食事の世話、毛づくろい等々。
 自分のことも満足にできないのに犬の世話なんて、とつれあいは厳しく言い放っていた。しかし当初1km程度が精一杯だった散歩は、今では少なくとも4~5kmを朝晩計2ラウンドをこなせるようになった。季節の変化を楽しめるようになり、素通りしてきた自然の営みへの無知さ加減に気づかされるようになった。
 このブログを、私自身のバイキングとの生活や朝晩の散歩で出会うことども、たまには仕事のことなどを、備忘録として書きためていくつもり。知らない草花の名など教授していただければ幸いです。
 
9/8遠回りコース バイキング 果樹園の前で




9/12 満開のソバ畑