2015年4月15日水曜日

Vikingが死んだ

 4月7日早朝、Vikingが永眠した。てんかんの重責発作によるものだった。3月下旬からの二度の通院を経て4月6日朝入院、4月7日早朝6時ころ獣医師からの電話で、この世を去ったことを知った。5歳8ヶ月という若さだった。
7日午前3時半ころ、Vikingの吠える声を聞いたような気がして飛び起きたまま、眠ることができずにいてこの報せを聞いた。土、日の週末が重なり入院は4月6日月曜の朝になってしまったことが悔やまれる。度重なる発作の合間に辛そうに呼びかけに応えるVikingを抱きしめるばかりだった。ともに過ごした最後の朝、それまで食が細り続け、すでに丸一日以上水以外何も口にしなかった彼は、最後の力を振り絞るようにして差し出された牛肉を平らげ、好きだった牛乳を飲み干したのだった。生き抜きたいという気持ちに駆られるように。
5年前の6月、私は肺がんで左片肺の全摘手術を受けた。退院は秋口だった。その後抗がん剤治療を経て年越えし、翌年3月相棒としてVikingを迎えた。生後7ヶ月のころだ。それ以来、ほぼ欠かさず朝夕の散歩をともにし、同棲してきた。彼なしの生活はいっときたりともなかった。その彼をこれほど早く失うなど、考えられなかった。失ったいま、目にし生活することのすべてが彼の生きた証と結びついている。
今はただひたすら悲しい。さびしい。
彼の追憶とともに、ずっとサボってきたこのブログを書き続けていこう。

若いころのViking

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